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プロテイン PRパッケージの作り方:年始前にフィットネス系クリエイターへ送る

プロテインやスポーツ栄養のブランド向けに、クリエイターへ商品を送る手順をまとめました。箱の中身、送る相手、発送時期、クリエイターが言える内容、成果の確認方法を順に説明します。

Pozto チーム約 10 分で読めます

プロテインは毎日使うものです。そのため、ギフティングの考え方も他の商品とは変わります。気に入ったクリエイターは、1回きりではなく何週間もシェイクを作る動画に登場させてくれます。味が合わなければ、そう言うか、何も言わないかのどちらかです。この記事では、箱に何を入れるか、誰に送るか、いつ送るか、この分野で特に厳しい表示ルール、そして施策の成果をどう確認するかを説明します。

プロテインのシーディングが他と違う理由

多くのギフティング商品は、開封動画や first impression の投稿が1本出て終わりです。プロテインは使い続けてもらえるので、登場の機会が増えます。これは利点でもあり、リスクでもあります。利点は繰り返し登場してくれること。リスクは味がすべてを左右することです。苦手なフレーバーは、依頼の仕方でカバーできません。

  • 繰り返し使われる。 1袋で数週間もちます。開封後も、朝のシェイク、作り置き、ジムバッグの動画に商品が映り続けます。そのうち多くはタグ付けされません。
  • 味レビュー系のコンテンツ。 フィットネス系ではフレーバー比較が一つのジャンルです。味のランキング、レシピへのアレンジ、飲んだ直後のリアクションなどです。撮影しやすい箱にしましょう。
  • 年始の需要。 年が明けると運動への関心が高まります。クリエイターは12月のうちに新年向けの動画を企画・撮影します。年末年始が明けてから届くと、そのタイミングを逃します。

PRパッケージに入れるもの

プロテインのPRパッケージの役割は一つです。商品がシェイカーに入って撮影される状態にすること。同梱するものはすべてそのためにあります。最初に、フルサイズの袋にするか、小分けのサンプルにするかを決めます。クリエイター1人あたりの費用と、返ってくる動画の種類が決まるからです。

選択肢向いているケース注意点
フルサイズ・1フレーバー毎日シェイクや作り置きを投稿しているクリエイター。数週間にわたって登場してもらえる。費用と送料が高くなる。味が合わないと、袋ごと使われないままになる。
小分けサンプル・複数フレーバー味比較やフレーバーランキングの動画。費用を抑えられ、送れる人数が増える。動画が1本で終わり、商品もなくなりがち。繰り返しの登場は少なめ。
最初は小分け、後でフルサイズ大きなリストでテストし、投稿してくれた人に好みの味を贈りたい場合。発送が2回になり、管理も増える。年間を通じてシーディングするブランド向け。
一般的な目安です。費用は商品の重さと配送業者によって変わります。

フレーバーの選び方

新作を試したい場合を除き、いちばん売れている味を送ります。さらに良いのは、事前に聞くことです。発送前に好きな味を選んでもらうメッセージを送れば、気に入ってもらえる確率が上がり、本気で見てくれる人も分かります。小分けにする場合は、売れ筋に加えて1種類だけ変わり種を入れましょう。味比較動画は、選択肢が数種類ないと成り立ちません。

シェイカーとレシピカード

追加するなら、ブランドロゴ入りのシェイカーが最も役立ちます。ジムバッグに入り、何か月も動画に映るので、ブランドの露出が増えます。レシピカードは、栄養管理をしながら料理する人の助けになり、2本目の動画のネタにもなります。たとえばプロテインオートミール、パンケーキ、フローズンヨーグルトボウルなどです。カードはレシピと短いお礼だけにします。メッセージの書き方はPRパッケージのメッセージ例文を参考にしてください。

入れないほうがよいもの

  • ラベルで裏付けられている範囲を超える健康効果の記載。クリエイターは送られた内容をそのまま使います。
  • 台本や必須のトークポイント。ギフティングの投稿は、本人の言葉で話したほうが自然です。
  • 紙パッキングやラメなど、キッチンでの撮影を散らかす詰め物。
  • 主力商品の隣で正直にレビューされたくない商品。

プロテインを投稿してくれるクリエイター

プロテインは、思っている以上に幅広いフィットネスの領域で登場します。筋トレ系だけに送らず、次のようなタイプに分散させましょう。

  • ジム・筋トレ系。 トレーニング記録、分割法、トレーニング後のシェイク。いちばん相性が良い反面、競争も激しい層です。
  • ランニングクラブ・市民ランナー。 回復ルーティン、長距離走の補給、大会前の準備。グループで投稿することが多く、1人への提供がクラブ全体に届くこともあります。
  • ハイブリッド系。 筋トレとランニングや競技を両立する人。日々のルーティン動画で、商品が長く映ります。
  • 高たんぱくレシピ系。 高たんぱくのお菓子作り、作り置き、レシピ動画。パウダーを食材として使うので、レシピカードと相性が良いです。
  • 競技アスリート・学生アスリート。 信頼性は高いものの、最もリスクのある層です。ドーピング検査を受ける人に送る前に、下の表示ルールの項目を読んでください。

送る前に、直近の投稿が狙うタイプに合っているか、オーディエンスの反応があるかを確認します。インフルエンサー審査ツールとエンゲージメント率計算ツールが役立ちます。

発送時期:12月上旬までに送る

年始のフィットネス動画は、年末年始の前に企画され、撮影されることも多いです。クリエイターはまとめ撮りの時期に商品を手元に置いておきたいと考えます。年末は配送が混み合い、帰省などで不在にもなります。12月の前半に届くように送りましょう。

  1. 01

    11月中旬:リストを作る

    クリエイターを選び、短いギフティングのメールを送って、住所とフレーバーの希望を確認します。ギフティングメールのテンプレートを土台にしてください。

  2. 02

    12月上旬:発送

    1つのキャンペーンとして管理できるよう、まとめて一斉に送ります。クリエイターごとに発送日を記録します。

  3. 03

    12月中旬:到着確認

    届いたか、味はどうかを聞く短いメッセージを送ります。この段階では投稿を依頼しません。

  4. 04

    1月:投稿をチェック

    新年の投稿は、1月の最初の数週間に集中しやすい傾向があります。タグの有無にかかわらず、すべての投稿と、公開後1か月の再生数を記録します。

1月だけが好機ではありません。春には夏に向けたダイエット系の動画が増え、ランナーは春や秋のマラソンシーズンに向けて準備します。ランニングクラブやハイブリッド系には、レース直前ではなく、トレーニング期間が始まる数週間前に送りましょう。

表示ルールと開示の注意点

スポーツ栄養は、他のギフティング分野より厳しく見られます。クリエイターは伝えられた内容をそのまま繰り返し、商品について語った内容はブランド自身の主張として扱われることがあります。依頼文には、自社のラベルや広告で裏付けられている表現だけを書きましょう。日本で販売する場合の表示や広告の考え方は、日本の健康食品・化粧品のインフルエンサールールで確認し、最終的には専門家に相談してください。以下の欧州と英国の規則は日本のルールではなく、考え方を比べるための参考です。

プロテインについて言えること(欧州・英国の例)

国や地域によってルールは違い、EUと英国は細かく定めています。EUの栄養強調表示の規則(規則1924/2006)について、欧州委員会は、「たんぱく質源」の表示は「食品のエネルギー量の少なくとも12%がたんぱく質に由来する場合にのみ」行えるとしています。「高たんぱく」の表示は少なくとも20%が必要です。

筋肉に関する表示は、多くのブランドが思うより範囲が狭いものです。英国広告基準協会(ASA)は、2014年10月のGSK(MaxiNutrition)に対する裁定で、認められているたんぱく質と筋肉量の表示は「筋肉量の増加と維持に関するものであり、激しい運動中の修復や運動後の回復に関するものではない」と判断し、広告は規約違反だとしました。つまり、「筋肉の成長を支える」と「回復を早める」は同じ表示ではありません。

  • 減量や脂肪燃焼をうたう内容は、依頼文に一切入れない。
  • 回復に関する表現は、販売する国で使えると専門家が確認するまで示唆しない。
  • 認証を紹介するのは、自社商品が実際に取得している場合に限り、正式名称で書く。
  • 味、溶けやすさ、飲み方についてはクリエイターに自由に話してもらう。これらは表示の確認が不要。

競技アスリート・学生アスリート

ドーピング検査を受ける選手に送るのは、実際にリスクがあります。米国アンチ・ドーピング機構(USADA)は、「選手が選ぶどのサプリメントにも、危険な成分、違法な成分、禁止成分が含まれている可能性がある」と警告しています。USADAはNSF Certified for Sportを選手に最も適したプログラムと位置づけ、認証によって陽性になる可能性は「大きく下がるが、必ずしもなくなるわけではない」としています。これは米国の機関の見解で、日本での扱いは別に確認が必要です。自社商品が認証を受けていないなら、検査対象の選手に贈るかどうかは慎重に考えてください。

学生アスリートには、さらに米国の例ですが、NIL(氏名・肖像・類似性の利用)の規則もあります。NBC Chicagoは、イリノイ州の2021年の学生アスリート向け法律が、「パフォーマンス向上サプリメント」などのカテゴリーの宣伝を禁じていると報じています。日本のブランドが直接従う規則ではありませんが、学生選手に送る前に、所属する学校や団体の決まりを確認する必要がある例として参考になります。

提供の開示

無償提供の商品は、報酬を払っていなくても、提供を受けたことを開示する必要があるのが一般的です。ハッシュタグを末尾に埋もれさせるのではなく、動画の中とキャプションの両方で、商品提供であることを伝えてもらいましょう。日本の考え方は日本のステルスマーケティング規制、各国の比較は国別のインフルエンサー開示ルールで確認できます。キャプションの確認には開示チェッカーを使えます。

何を測るか

タグ付きの投稿だけでなく、すべての投稿を数えましょう。プロテインは、タグなしで登場することがよくあります。カウンターに置かれた袋、背景に映るスクープ、口頭で挙げられたフレーバー名などです。タグだけを数えると、得られた成果を少なく見積もってしまいます。

指標分かること
投稿率商品を送ったクリエイターのうち、実際に投稿した人の割合。リストの質を測る最初の指標。
映像での登場袋やシェイカーが映っている投稿。タグの有無は問わない。
音声での言及タグなしで、ブランド名やフレーバー名を口頭で言っている投稿。
フレーバーの言及クリエイターがどの味について話しているか。次の発注や次の箱の参考になる。
開示各投稿に、商品提供であることが示されているか。
30日間の再生数・いいね・コメント各投稿が最初の1か月でどこまで届いたか。
EMV露出のおおよその金額換算。EMVとはとEMV計算ツールを参照。
結果は、商品と送料の費用と合わせて、シーディングROI計算ツールで比べてみてください。

たとえば12月に30個送ったとします。これは仮の例ですが、12人が投稿し、そのうち5件はブランドをタグ付けしておらず、シェイカーが後の4本の動画に映っていた、という結果になることがあります。タグのない投稿も立派な成果です。自社の数字はシーディングROI計算ツールで計算してみてください。

フォローアップと再送

1月中旬になっても投稿しないクリエイターはいます。到着から数週間は待ち、そのあとで短く丁寧なリマインドを1回だけ送ります。催促は避けましょう。ギフトはあくまでギフトです。詳しくはギフティングしたクリエイターが投稿しないときをお読みください。

投稿のないクリエイターへのリマインド例
[お名前]さん、こんにちは。年明けのトレーニングは順調でしょうか。先日お送りした[フレーバー名]が届いているか、お口に合っているかを確認したくご連絡しました。投稿は無理のない範囲で大丈夫です。もし紹介していただける場合は、商品提供であることを一言添えていただけると助かります。味が合わなかった場合は、お知らせいただければ別の味と交換します。どうぞよろしくお願いいたします。[担当者名]

投稿してくれたクリエイターには、再送を検討しましょう。好きだった味、新作、小分けから始めた人にはフルサイズの袋などを送ります。すでに使ってくれている人なので、2回目の箱でも、シェイクやレシピの動画がもう一度出てくることが多いです。

Poztoは、商品を送ったクリエイターの公開TikTok、Instagramリール、YouTubeショートを見て、タグの有無にかかわらず商品が映っている投稿を見つけます。有料プランでは、ブランド名を口頭で言っている投稿も検出します。提供の開示の有無を判定し、30日間の再生数、いいね、コメントを集計し、投稿していないクリエイターへのリマインドの下書きも作ります。無料プランでは、アクティブなクリエイター10人まで使えます。無料で始める

出典

  1. European Commission
  2. UK Advertising Standards Authority
  3. U.S. Anti-Doping Agency (USADA)
  4. NBC Chicago

よくある質問

プロテインのPRパッケージには何を入れればよいですか。

商品(フルサイズの袋か、数種類の小分けサンプル)、シェイカー、レシピカード、短いメッセージです。台本や、ラベルで裏付けられていない健康効果の記載は入れないでください。

年始のコンテンツ向けに、プロテインはいつ送ればよいですか。

12月の前半に届くように送りましょう。クリエイターは1月向けの動画を年末年始の前に企画・撮影し、年末は配送も混み合います。

無償で送ったプロテインは、開示が必要ですか。

無償提供の商品は、報酬がなくても開示が必要なのが一般的です。動画の中とキャプションの両方で、商品提供であることを伝えてもらいましょう。

ドーピング検査を受ける選手にプロテインを送ってもよいですか。

リスクがあります。米国のUSADAは、どのサプリメントにも禁止成分が含まれる可能性があると警告し、NSF Certified for Sportの製品を勧めています。ただし認証は陽性の可能性を下げるもので、なくすものではありません。

ブランドをタグ付けしていないが商品が映っている投稿は、どう数えますか。

タグだけでなく、映像で商品が映っているか、ブランド名が口頭で言われているかを動画で確認します。プロテインは使い続けてもらえるため、タグなしの登場がよくあります。

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