どちらのブリーフを使うか
ギフトと有償案件は別の取り決めなので、ブリーフも別にすべきです。ギフト用のブリーフは、商品に添えるメッセージのように感じられるものに。有償用のブリーフは業務範囲書に近く、何に対していつまでに支払うかを明記します。
| ギフト用ブリーフ | 有償用ブリーフ | |
|---|---|---|
| 投稿の義務 | なし | あり(合意どおり) |
| 分量 | 1 ページ | 最大 2 ページ |
| 締め切り | なし | 下書き提出日と公開日 |
| 必須の要素 | いくつかのお願い | リスト化して合意 |
| 利用権 | 含まない | 明記する |
ギフト用ブリーフ
印刷したカードとして箱に入れるか、発送連絡のメールに添えましょう。お願いは控えめに。無料の商品でプレッシャーを感じたクリエイターは、投稿しやすくなるどころか、しにくくなります。
商品ギフト:[ブランド名] × [クリエイター名] [クリエイター名] さん [商品名] をお試しいただけることになり、ありがとうございます。こちらはギフトです。投稿の義務はありません。本当に気に入っていただけた場合にだけシェアしていただければ十分です。 商品について - どんな商品か:[一文で] - どんな方向けか:[肌質・目的・使うシーン] - 使い方:[手順と、変化を感じるまでの期間] - ほかとの違い:[1〜2 点、わかりやすい言葉で] 投稿していただける場合 - 率直なご感想こそ、私たちが求めているものです。良かった点も、そうでなかった点も教えてください。 - 視聴者に何の商品かが伝わるよう、少なくとも一度は商品をはっきり画面に映してください。 - お礼をお伝えできるよう、@[ブランドのアカウント名] をタグ付けし、[ハッシュタグがあれば記載] をお使いください。 - ギフトであることを明確に開示してください。たとえば動画内とキャプションに「#PR」「[ブランド名] さんからいただきました」などと記載するか、プラットフォームのタイアップ投稿ラベルをご利用ください。 避けていただきたいこと - 医療的な表現や、効果を保証する表現(「治る」「臨床的に証明済み」など。当社から根拠資料をお送りした場合を除く)。 - 他ブランドの名前を挙げての比較。 タイミング 締め切りはありません。投稿していただけた場合は、ぜひ拝見したいので、リンクを添えてひとことご連絡いただけるとうれしいです。 お問い合わせ [あなたの名前] · [メールアドレス] · [電話番号または DM のアカウント] お試しいただき、ありがとうございます。 [ブランド名] [あなたの名前]
有償コンテンツ用ブリーフ
報酬が作業内容に見合うよう、契約締結の前に送りましょう。「必須の要素」の各項目は、下書きが届いたときに実際にチェックする内容にします。
有償コンテンツ ブリーフ:[キャンペーン名] クリエイター:[名前、@アカウント名] ブランド担当者:[名前、メールアドレス] 報酬:[金額] · 支払い:[時期。例:契約時 50%、投稿時 50%] 1. 目的 [このコンテンツで実現したいこと:新商品の認知、クーポンコードの利用促進、ルーティンの紹介など] 2. キーメッセージ [視聴者に覚えてほしい一文] 3. 必須の要素 - 最初の [5] 秒以内に、商品をはっきり画面に映す - 少なくとも一度は商品名を口に出す - [クーポンコード/リンク]:[コード] / [URL] - キャプションで @[ブランドのアカウント名] をタグ付け - 開示:キャプションの冒頭に「#PR」または「[ブランド名] とのタイアップ投稿」と記載し、動画内でも口頭または表示で伝える。あわせてプラットフォームのタイアップ投稿ラベルを使用 4. 表現の自由 - フォーマット案:[ルーティン、ビフォーアフター、1日密着、GRWM など] - トーン:ご自身の言葉で。台本は読まないでください。 - NG:[避けるべき表現、競合ブランド名、センシティブな話題] 5. 成果物 - プラットフォームとフォーマット:[例:TikTok 1 本(30〜60 秒)、Reels へのクロス投稿 1 本] - 下書き提出日:[日付] · ブランドからのフィードバック:[2 営業日] 以内 - 公開日:[日付または期間] - 投稿の掲載期間:最低 [例:90 日] 6. 利用権 [なし/ブランドアカウントでのオーガニック再投稿/[X] 日間の広告利用]。広告配信のための権限付与(ホワイトリスト)や Spark Ads:[可/不可、期間]。 7. レポート 投稿の [7] 日後に、再生数、リーチ、保存数のスクリーンショットを共有してください。 8. 確認・承認 下書きへのフィードバックは 1 回。内容の正確さと必須の要素に限ります。
クリエイターが実際に守ってくれるブリーフの書き方
- ブランドストーリーではなく、商品から始める。クリエイターが知りたいのは、商品で何ができてどう使うか。創業ストーリーはリンクで十分です。
- お願いは少なく、明確に。必須項目が 3 つなら実行されます。12 個なら読み飛ばされます。
- 商品を画面に映してもらう。当たり前に聞こえますが、これが最も重要なお願いです。動画に商品が映らずキャプションで触れるだけでは、簡単にスクロールで流されます。
- フォーマットは任せる。フォロワーに何が響くかは、クリエイター自身がいちばんよく知っています。台本ではなく、アイデアを渡しましょう。
- 連絡先を伝える。担当者名とメールアドレスをひとつずつ。答えてもらえなかった質問は、実現しない投稿になります。
開示:何をお願いすべきか
米国では FTC が、クリエイターがブランドの商品に触れる際には、そのブランドとの関係を開示するよう求めています。有償案件だけでなく、無償の商品提供も含まれます。クリエイター向けのガイダンスは Disclosures 101 for Social Media Influencers です。要点は次のとおりです。
- ギフトを含め、何らかの価値あるものを受け取った場合は開示する。
- 「ad(広告)」「sponsored(スポンサー)」「gifted(提供)」のようなわかりやすい言葉を使う。#ad などのハッシュタグも使えるが、必須ではない。
- 開示は目に留まりやすくする。末尾に大量のハッシュタグを並べて、その中に埋もれさせない。
- 動画では、キャプションだけでなく動画そのものの中で開示する。
上の 2 つのブリーフには、どちらも開示の一文が入っています。国ごとに独自のルールがあるため、米国以外でシーディングする場合はそれぞれ確認してください。このページは一般的な情報であり、法的助言ではありません。
ブリーフを送ったあとに
ブリーフは仕事の半分にすぎません。誰が投稿したか、商品が画面に映っていたか、タグ付けしたかを把握する必要があります。手作業ならトラッキング用スプレッドシートで対応できます。Pozto はこれを自動で行います。クリエイターが投稿する TikTok、Reels、Shorts をすべて商品写真と照合し、商品が映った秒数を表示します。インフルエンサートラッキングをご覧ください。
よくある質問
ギフトの商品にもブリーフを添えるべきですか?
はい。ただし短く、任意であることがはっきりわかるようにしましょう。ブリーフは、クリエイターが商品を理解する助けになります。契約書のように読めてはいけません。
ギフトと引き換えに投稿を必須にしてもいいですか?
投稿を必須にすると、それはもう実質的にギフトではなく、クリエイターも有償案件として扱います。確実にコンテンツが必要なら、有償用のブリーフを使い、報酬を支払いましょう。
どのファイル形式を使えばいいですか?
テキストを Google ドキュメント、Word、Notion、またはメールにコピーしてください。プレーンテキストがいちばん扱いやすく、スマホでも崩れません。
クリエイターはギフトされた商品を開示する必要がありますか?
米国では、FTC が必要としています。無償の商品も価値あるものとみなされるためです。FTC のガイダンスをご覧ください。